2022年の小規模な管理試験では、同じ参加者が同じ内容の食事を、早い時間帯と約4時間遅い時間帯で食べました。遅い時間帯では、起きている時間の空腹感が高まり、24時間の血中レプチンやエネルギー消費にも差が観察されました。
同じ食事を違う時刻に
変えたのは、食事内容ではなく時刻。
早い日程と遅い日程の両方を経験した、過体重または肥満の成人
遅い時刻に変わったこと
遅い食事は、空腹と消費の両側に影響しました。
遅い時間帯では、起きている時間の空腹感が高くなり、満腹に関わるホルモンであるレプチンが低下しました。また、起きている時間のエネルギー消費も低下しました。
ただし、これは「22時に食べれば必ず太る」という結論ではありません。研究が示したのは、条件を厳密にそろえたとき、食事時刻だけでも短期的な反応に差が出る可能性です。
この結果をどう読むか
16人の短期試験を、生活全体のルールにはしない。
参加者は過体重または肥満の成人16人で、日常生活ではなく研究施設に近い管理条件でした。年齢、勤務時間、運動、睡眠、持病などが異なるすべての人に、そのまま当てはめることはできません。
夜勤や育児で夕食が遅くなる人に、早い時刻を押しつけるための研究でもありません。まずは自分の時刻と空腹の流れを、責めずに見ることが出発点です。
ここだけ覚えて
夕食時刻は、善悪ではなく、身体のリズムを知る手がかり。
MorselFlowでできること
写真の時刻を並べると、自分の「遅くなる日」が見えてきます。
MorselFlowは食事を時系列に保存します。毎晩早く食べることを要求するのではなく、どんな日に遅くなり、その前後に何を食べていたかを振り返れます。
一度の遅い夕食より、数日間の流れを見る。そのための記録は、完璧でなくてかまいません。
本記事は研究・統計を一般向けに紹介するもので、個人の診断・治療・栄養指導を目的としません。研究結果は対象者と条件に依存し、すべての人に同じ結果を保証するものではありません。