普段の睡眠が6.5時間未満だった成人80人を対象に、睡眠を延ばす支援を受ける群と普段どおりの群を比べた試験があります。食事制限は指示されませんでした。
普段の生活で2週間
睡眠が約1.2時間増えた人たちは、比較したグループより1日約270kcal少なく食べていました。
いつもの睡眠
睡眠延長+1.2 h
−270kcal / 日
対照群との差
対照群との差
この結果から考えられること
食欲だけを切り離して責めなくていい。
睡眠は空腹感、起きている時間、食べ物に触れる機会など、いくつもの経路と関係します。この試験は、食事を直接指導しなくても、睡眠を変えると摂取量が動く可能性を示しました。
「夜食を食べた」という一点より、「その日は何時間眠れていたか」まで思い出せると、見え方は変わります。
この結果をどう読むか
270kcalは、全員に当てはまる約束ではありません。
試験は2週間で、対象は過体重かつ普段から短時間睡眠だった成人です。長期的な体重変化や、すべての年代・体格で同じ効果が出ることまでは証明していません。
睡眠を「新しいダイエット法」にするのではなく、食事を取り巻く条件の一つとして見るのが妥当です。
ここだけ覚えて
何を食べたかだけでなく、前の晩に眠れたかも振り返る。
MorselFlowでできること
食事写真を並べると、寝不足だった日の食べ方も思い出しやすくなります。
MorselFlowは睡眠を測定しません。ただ、時系列の食事写真があれば、「この日は遅くまで起きていた」「午後に間食が増えた」と、その日の状況を重ねて振り返れます。
一度の食事を採点するより、数日の流れの中で気づくための記録です。
本記事は研究を一般向けに紹介するもので、診断・治療・個別の栄養指導ではありません。結果は研究対象と条件に依存し、同じ結果を保証するものではありません。